24日、北京市へ来た人々に対する集中隔離観察を行うための施設となっている北京市順義区のホテルを取材した。同ホテルでは、隔離観察を受ける人々のための飲食サービスやゴミの搬出、物品の宅配などを行う専門スタッフを手配し、毎日健康状態をチェックするだけでなく、観察を受ける人々が食事を注文できるサービスを提供している。現在、順義区にはすでにこうした集中隔離観察を行うためのホテルが4軒あり、24日12時時点で、461人(うち外国籍105人)が集中隔離観察を受けている。中国新聞社が伝えた。
また24日時点で、同市豊台区には集中隔離観察スポットが13ヶ所設けられ、その部屋数は1705部屋に達し、908人が集中隔離観察を受けている。24日12時時点で、北京市に報告されている新型コロナウイルス感染による肺炎の輸入症例は累計で142人に達し、その感染源となった国の数は16ヶ国に達している。北京市は3月25日0時から、北京市から入境した全ての渡航者に対し、集中隔離観察とPCR検査の実施を決定している。(編集TG)
「人民網日本語版」2020年3月26日