中ロ首脳が電話会談、「中ロは協力し世界の公衆衛生の安全を共に守るべき」

人民網日本語版 2020年04月17日10:57

習近平国家主席は16日夜、ロシアのプーチン大統領と電話会談を行った。新華社が伝えた。

習主席は、「現在、新型コロナウイルス感染症が世界で蔓延しており、各国は感染症との闘いという困難な課題に直面している。我々はこの1ヶ月間に2回にわたり電話会談し、感染症予防・抑制協力をよりよく展開することについて交流と協調を行い、中ロ関係の高い水準を再び体現した。ここ数日、中国政府が派遣した医療専門家チームはモスクワで積極的に作業を展開しており、ロシア側と防疫経験を交流・共有している。中国はすでにロシアに援助を提供しており、ロシアの中国における防疫医療物資調達に積極的に協力している。中国は引き続きロシアに揺るぎない支援を行っていく。ロシア側がロシア在留中国公民のために行った積極的な対応に感謝する。ロシアがこれまでと同様に、中国公民がロシアで通常通り仕事や生活ができるよう保障を提供するものと信じる」と述べた。また習主席は、「感染症を政治化し、レッテルを貼ることは、国際協力にとってプラスにならない。中ロは手を携えて協力し、世界の公衆衛生の安全を共同で守っていくべきだ」と強調した。

プーチン大統領は、「感染症が発生して以来、ロ中両国は終始団結して協力し、互いに支持し合い、ロ中関係の戦略性と高い水準を体現した。ロシアは引き続き中国と防疫強化などの各分野における交流と協力を行い、国連などの枠組み内における意思疎通と協力を緊密していくことを望んでいる」とした。(編集AK)

「人民網日本語版」2020年4月17日 

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