中国外交部(外務省)の趙立堅報道官は15日に行われた定例記者会見で、「サウジアラビアの新型コロナウイルス感染症対応を支援するため、中国政府はサウジアラビアに防疫医療専門家チームを派遣することを決定した。専門家チームは国家衛生健康委員会が組織し、寧夏回族自治区衛生健康委員会によってメンバーが選抜され、15日午前にすでに出発した」と述べた。
また趙報道官は、「アフリカ諸国の新型コロナウイルス感染症対応強化を支援するため、中国政府はエチオピアとブルキナファソに防疫医療専門家チームを派遣し、両国の医療衛生機関と防疫経験を共有・交流し、防疫指導と技術コンサルティングを提供し、その感染症予防・抑制力を高める」とした。
最新の情報によると、中国政府がエチオピアとブルキナファソに派遣した防疫医療専門家チームはどちらも国家衛生健康委員会が組織し、四川省衛生健康委員会と天津市衛生健康委員会がそれぞれメンバーを選抜し、いずれも4月16日に出発したという。(編集AK)
「人民網日本語版」2020年4月16日