王毅国務委員兼外交部長(外相)は18日に北京で「一帯一路」国際協力ハイレベルテレビ会議を主催した。
王部長は「現在、感染症に打ち勝ち、経済を回復させることが各国にとって共通の差し迫った課題となっている。この過程において、中国側は『一帯一路』協力パートナーと意思疎通及び協調を優先的に強化し、5つの面で重点的にサポートしたい」と表明し、以下を挙げた。
(1)習近平国家主席がすでに発表した20億ドルの国際支援計画内で、感染症の影響を受けた「一帯一路」協力パートナー、特に途上国の感染症との闘い、経済的・社会的発展の回復をサポートする。
(2)ワクチンの開発と使用の過程において、「一帯一路」協力パートナーのニーズを積極的に考慮し、「一帯一路」国際科学組織アライアンスなどのプラットフォームが感染症との闘いにおいて技術交流や協力を行うことをサポートする。
(3)「一帯一路」協力パートナーと早期に技術面のコミュニケーションと協調を図り、人員及び物資の国境を跨ぐ移動を迅速で円滑なものにする方法を話し合う。
(4)「一帯一路」協力パートナーと交通相テレビ会議を開催し、国際的な産業チェーン、サプライチェーン、物流システムの円滑性と安全性を共に維持する。
(5)「一帯一路」協力パートナーとイノベーション協力を後押しし、「シルクロードネット通販」を連携して発展させ、スマートシティの建設及びグリーン発展の面で協力を推進する。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年6月19日