![]() |
中国外交部(外務省)の趙立堅報道官は23日の定例記者会見で「米側は中米関係及び台湾海峡の平和と安定が損なわれぬよう、『一つの中国』原則及び中米間の3つの共同コミュニケの規定を順守し、台湾地区関連の問題を慎重かつ適切に取り扱うべきだ」と述べた。
【記者】米誌『アメリカン・プロスペクト』が17日掲載した長編記事は、米国のハドソン研究所、戦略国際問題研究所(CSIS)、ブルッキングス研究所、アメリカ進歩センター (CAP)、新アメリカ安全保障センター(CNAS)という5つのシンクタンクが台湾当局から資金提供を受け、台湾地区への武器売却や台湾地区との貿易協定締結を鼓吹するなど、台湾当局に有利な政策文書を発表していたことを暴き出した。これについて中国側としてコメントは。
【趙報道官】当該報道に留意している。この問題はそれらのシンクタンクに尋ねてみるべきだ。私が強調したいのは、「一つの中国」原則は中米関係の政治的な基礎であり、国際社会の普遍的な共通認識でもあるということだ。中国側は米国と台湾地区の軍事的関係、米国による台湾地区への武器売却に断固として反対し、米側が台湾地区と主権的意味合いを含むいかなる貿易協定を結ぶことにも断固として反対する。米側は中米関係及び台湾海峡の平和と安定が損なわれぬよう、「一つの中国」原則及び中米間の3つの共同コミュニケの規定を順守し、台湾地区関連の問題を慎重かつ適切に取り扱うべきだ。米側のこうしたシンクタンクは公正かつ客観的に問題を研究し、もっと理性的な声を発するべきだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年6月24日
習主席、WHO総会で6項目の感染予防・抑制策を提言、5項目の世界防疫協力推進措置を表明
中国の防疫援助は大国としての責任感の体現
特殊な時期の両会 中国は外部環境の変化にどう対処するか
外交部、WHO総会の新型コロナ対策決議案の文言で各国はすでに合意
新型コロナ対策不足が中南米に累を及ぼす 米国はパンデミックの責任を負うべき
2020年の省級両会が全て閉幕 新型コロナ対策が重要議題に
習近平総書記が寧夏回族自治区銀川市を視察
習近平総書記「高いクオリティとスタンダードの海南自由貿…
中国外交部が日本側に重大な懸念を表明 香港地区の国家安…
李克強総理が屋台経済を称賛「中国の生命力」