前には閉店危機・後ろにはミルクティ攻撃 コーヒーなぜ不振?

人民網日本語版 2020年09月21日13:46

老舗中医薬店の同仁堂が養生コーヒーを売り出し、三頓半や永璞といった中国国内のインターネットコーヒーブランドが誕生し、凝ったインテリアでネットで話題のカフェが人気話題ランキングを独占するなど、最近はコーヒー界が非常に熱くなっている。中国新聞網が伝えた。

しかし熱いのはよその店の話で、閉店ラッシュに見舞われるコスタコーヒーや、このほど「過去最低」の四半期決算を発表したスターバックスには関係がない。

老舗有名企業が絶不調 街角の小型店舗が「勝ち組」に

メディアの報道によると、中国で長年にわたる経営の実績がある英国老舗コーヒーブランドのコスタが今、大規模な閉店ラッシュに見舞われている。

状況が最も深刻なのは山東省青島市で、全店舗が閉店になった。次は北京市で、20店近くが閉店した。中国市場の総店舗数の10%以上が閉店したという。

コスタと同じ年に誕生し、中国に4千店以上を展開するスターバックスはそれほど不調にはみえないが、最新の決算をみるとコスタと似たような境遇にあるといえる。

スタバの2020年度第3四半期(3月30日-6月28日)の純売上高は42億ドル(1ドルは約104.8円)で前年同期比38.2%減少し、純損失は6億7800万ドルだった。一方で、前年同期は13億7千万ドルの黒字だった。

スタバとコスタは有名でコーヒー界で知らない人はいない。しかし口コミアプリのカフェランキングをみると、ベスト10に大型チェーンブランドの名前はなく、チェーンではない特色ある小規模のカフェが非常に人気が高いことがわかる。

「人々はチェーンのコーヒーブランドの美意識に疲れている。SNSに写真をアップしても浸透力も影響力もますます低下しており、言い換えればチェーン店は、『どこもみんな同じで、あんまりクールじゃない』ということだ」。ネットで人気のカフェの店長の韋さんはこのように話した上で、「小型店舗の優位性は店の個性を出すことにあり、コーヒー豆を自家焙煎でき、商品のオリジナリティがより速やかに市場にマッチできる。大型店舗は小型店舗ほど素早く方向転換できない」と指摘した。

韋さんは、「同時に、コーヒーチェーンブランド全体で、スタバがトップを走り、他のブランドは同質化しながら後を追いかけていて、ブランド文化が明確に構築されているとはいえない」との見方を示した。

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