全国初のジャイアントパンダをテーマとする観光列車(以下、「パンダ特別列車」)が3月24日、四川省成都駅を出発し、成都と昆明を結ぶ成昆線を走り、峨眉駅に向かった。人民網が伝えた。
この日デビューしたパンダ特別列車には、設備の揃った寝台室、安全性の高いスマートキー、車内全体を網羅する無線Wifiネットワーク、瞬間湯沸かし機能のバスルーム設備、娯楽室、カラオケルーム、バーカウンター、食堂車などが一通り揃っており、交通、宿泊、飲食、エンターテイメント、会議など様々な機能を一体化させた、まさに「移動するスターランクホテル」となっている。
パンダ特別列車は、12両編成で、「パンダ悦府(特級一等寝台)」が1両、「パンダ雅舎(高級一等寝台)」が2両、「パンダ帰閣(高級二等寝台)」が5両、「パンダレストラン(食堂車)」が1両、「パンダ楽園(多機能娯楽ルーム)」が1両のほか、当直車と気動車がそれぞれ1両となっており、その乗車定員は252人となっている。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年3月25日