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江蘇省初のプレハブ型高架橋が開通

人民網日本語版 2021年07月01日15:44
江蘇省初のプレハブ型高架橋が開通
6月30日、開通した国道312号線南京区間改造工事の幹線高架橋を走行する車両(ドローンによる撮影・季春鵬)。

中建安装集団などの企業が施工を請け負った国道312号線南京区間改造工事の幹線高架橋が6月30日、竣工・開通した。これは、江蘇省で初めてとなるプレハブ型道路高架橋の建設プロジェクトとなった。既存の道路の上に約5キロメートルにわたって敷設されたこの高架橋タイプの高速道路は、都市エリア道路ネットワークを完全なものにし、南京・鎮江・揚州3市一体化を促進する「高速ルート」でもあり、住民の移動にさらなる便宜性をもたらすことになる。新華網が伝えた。

この建設プロジェクトには、「プレハブ型」組立技術が採用されている。地上の高架橋の部品は、プレハブ製造基地で標準化・集中的に製造され、建設現場に輸送されて橋の形に組み立てるというもので、周辺住民の外出や移動に支障が生じないことを保証している。また、騒音や土ぼこりによるマイナス影響を最低限に抑え、これまでなら完成までに2年かかる建設期間も、わずか15ヶ月に短縮され、投入する労働力も半分まで節約することを可能にした。(編集KM)

「人民網日本語版」2021年7月1日

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