広東省広州市で初めてとなる珠江をまたぐ歩道橋が25日に開通した。建設を担当した中鉄広州工程局の担当者は、「橋のデザインには、広東オペラと言われる粤劇の水袖(背丈以上もある長い袖の衣装)や嶺南地方の古箏など嶺南文化のエッセンスが盛り込まれている。世界で唯一の斜めアーチ型曲線梁の歩道橋となっている」と紹介した。広州市中軸線に位置する同橋のメインスパンは198メートル、柱面の最大幅は15メートル。広州「小蛮腰」(広州タワー)と海心沙アジア競技大会公園に隣接しているこの歩道橋は、珠江の新たなランドマークになるとみられている。広州日報が報じた。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年6月25日