湖北省武漢市にある華中農業大学で6月26日、カミキリムシの幼虫やイナゴ、アリの卵、ハチのさなぎ、蚕蛹、セミのさなぎといった昆虫を食材にした第3回「昆虫の宴」が開かれた。様々な昆虫を揚げたり、蒸したり、炒めたり、煮たり、煎るといった方法で調理し、それにパンやトルティーヤ、海苔、サラダなどと組み合わせ、昆虫スパイシー鍋や昆虫ハンバーガー、昆虫寿司、昆虫パスタ、昆虫ブリトーといったご馳走に変身させ、多くの教員や学生が興味津々といった様子で試食していた。中国新聞網が報じた。
「昆虫の宴」の発案者である同校植物科技学院の周興苗准教授は、「昆虫には、タンパク質が豊富に含まれており、食材として利用できるほか、大きな開発の可能性を備えている。昆虫を食べることに心理的な抵抗を覚える人はまだ多いが、昆虫の宴を通じて、より多くの人が、昆虫を身近なものとして感じ、昆虫に対する理解を深め、それによって昆虫に対する固定的なイメージ変えてほしいと願っている」とコメントした。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年6月28日