北京市から浙江省杭州市までを結ぶ「京杭大運河」の北京区間の観光航路が今月26日に開通した。また、北運河大橋では、中国共産党創立100周年を祝うウォーターカーテンライトアップショーも28日夜から始まった。観光客は観光船に乗って、運河の夜景を楽しむことができる。北京日報が報じた。
北運河大橋の下では、ホログラフィック技術を利用してウォーターカーテンが黄色や赤でライトアップされ、ライト、川の水、沿岸の景色が一体となって、お祝いムードを高めている。北運河のライトショーはここ2年の間に何度も開催されており、北京副都心に住む住民の間で人気の高い祝祭日の恒例イベントとなっている。
今回のライトアップショーでは、レーザープロジェクター22台を使って、北運河大橋の170メートルのウォーターカーテンに、中国共産党創立100周年を祝うメッセージなどを表示し、マルチメディアウォーターカーテンショーを披露している。ショーは6月28日から7月4日まで開催されており、場所は北運河大橋。時間は午後8時15分、8時45分、9時15分の3回で、1回8分だ。
北運河大橋の170メートルのウォーターカーテンは、現時点で、中国の橋としては最長のウォーターカーテンであることは注目に値する。各種映像が映し出されるその巨大なウォーターカーテンは、まさに圧巻の景色となる。
北運河の通州区間が全線開通し、夏の間はナイトツアーも実施される。北京市民は、夜に大運河の岸辺を散歩したり、サイクリングしたりできるほか、船に乗って上流からゆっくりと進んで運河の夜景を楽しむこともできる。60分の運河のナイトツアーは6月28日から7月4日まで実施されている。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年6月29日