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ワクチンを国際公共財に 中国はやり遂げた (2)

人民網日本語版 2021年08月01日16:25

惜しみない無私の生産能力協力

ワクチンの供与と輸出のほか、中国はアラブ首長国連邦(UAE)、エジプト、インドネシア、トルコ、ブラジルなどの発展途上国との間でワクチンの共同研究開発と生産協力を展開し、関連企業が外部と協力して第Ⅲ相臨床試験を実施するのを支援し、各地の現地生産能力を拡大するというやり方で世界の感染対策に貢献し、生産能力はすでに2億回分を超えた。

今年3月28日、中国とUAEの協力による中国新型コロナワクチン原液充填生産ラインのプロジェクトの「オンライン式典」が行われた。

エジプトのムスタファ・マドブーリー首相は、「エジプトは第1期としてシノバックのワクチン100万回分の生産を終えた。現在、世界規模で新型コロナワクチンは供給が不足しているため、ワクチンの現地化生産が極めて重要だ」と述べた。

また、中国は在中国外国人の生命・健康と労働、学習、生活を保障するため、対象年齢の在中国外国人も国産ワクチンの接種対象に組み込んだ。これまでに、35万人が中国で60万回以上ワクチンを接種した。

中国政府と医療関係者のワクチン接種を広く普及させるための努力が海外からやって来た人々の心を温かくしている。湖北大学のパキスタン人留学生のスタンさんはかつて、武漢市の感染症予防・抑制期間にボランティアになった。今年3月には自ら応募して、同大でワクチン接種を希望して受けた12人の外国人留学生の1人になった。またスタンさんは動画を撮る、文章を書くなどして、中国の感染症対策と経済発展の状況を発信し続け、真実と異なる言論には反論を試み、「中国が行っている努力は世界の感染症対策に非常に大きく貢献した」との見方を示した。(編集KS)

「人民網日本語版」2021年8月1日

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