河南省汝州市でこのほど、河川の流れによって河底が侵食された結果、動物の骨格のような物体が露出した。河南自然博物館の専門家による鑑別と地質調査から、これはゾウの腰骨部分の化石であると初歩的な鑑定がされた。この化石は、今から約200万年前のものとみられ、同省でゾウの腰骨部分の化石が完全な形で見つかったのは今回が初めてという。推定によると、このゾウは、現在中国に生息しているアフリカゾウよりさらに大きく、1日に約100キログラムの食物を摂取していたとみられている。人民網が伝えた。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年9月16日