天津モーターショー2021開幕 新発売からクラシックまで勢ぞろい

人民網日本語版 2021年09月30日15:42

中国(天津)国際自動車展覧会(天津モーターショー)2021が29日に開幕した。同モーターショーは、北京モーターショーと上海モーターショーの主催者が天津で新たに打ち出した大型国際モーターショーになる。中国新聞社が伝えた。

今回のショーは展示面積が20万平方メートルに達し、会場となった国家エキシビションセンター(天津)第一期展示館にとっては今年6月の開館以来2回目の大型展示会となる。主催者によると、今回は中国内外の主要自動車メーカーが車両980台を出展し、このうち中国メーカーの世界初公開車が7台、多国籍企業の中国初公開車が7台、コンセプトカーが11台、新エネルギー自動車が145台に上る。

中国の自動車は今や中国製造業の新たなシンボルとなっている。今回は一汽紅旗、東風風行、捷途などの中国独自ブランドが主力車種を出展する。ネットユーザーの間で「神車」などと呼ばれる五菱ブランドの「宏光ミニEV(電気マイクロカー)」は、今回はディズニーアニメ「ズートピア」とコラボした「限定版ナノEVモデル」を発表し、小さくてアニメのイメージの車体外観が大勢のネットコンテンツのパーソナリティを引き寄せ、車両の周りを取り囲むようにしてライブ配信が行われていた。

今回のショーの注目点の1つとして、アンティーク、クラシックを基調とした「クラシックカー」の展示エリアにフォードの「フォード・モデルA」、スチュードベーカーの「チャンピオン」、キャデラックの「エルドラド」などのクラシック車種が登場したことだ。来場者が次々にやって来て写真を撮り、人気のスポットになっていた。このエリアには、中国で初めてナンバープレートを取得した国産「紅旗」ブランド高級セダンの「紅旗CA72」も登場した。

今回のモーターショーの主催は中国国際貿易促進委員会自動車業界分科会で、10月5日まで7日間にわたって開催される。9月29日はプレスデー、30日から10月5日までが一般公開日だ。(編集KS)

「人民網日本語版」2021年9月30日

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