どこまでも続く大海の上で行われる「水かけ式」というのをあなたは見たことがあるだろうか?
有人深海潜水艇「奮闘者号」に初めて乗り込み潜水した人や潜水記録を更新した人は、潜水任務を終え、船に戻ると漏れなく「水かけ式」の歓迎を受けることになる。
「水かけ式」は、深海科学研究者にとってまさに「栄光のひと時」であり、地味で、楽しみも少ない研究の合間に、盛大に盛り上がることができるお祭りのようなイベントと言える。
中国では、これまでに19人が、「奮闘者号」に乗って水深1万メートルを超える深海まで潜水している。
有人深海潜水艇「奮闘者号」を搭載した科学調査船「探索1号」は今年10月初め、約60日間に及ぶ太平洋マリアナ海溝での段階的科学調査任務を終えて無事帰還した。調査期間中、「奮闘者号」は計28回の潜水活動を実施し、そのうち7回は1万メートル以上の深海に到達して作業を行った。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年10月18日