中国大洋協会が9日発表した情報によると、潜水艇「海竜Ⅲ」は西太平洋で初の4500メートル級潜水試験を行い、最大4266メートルまで潜水した。これにより本航行段階のすべての海上試験任務が完了した。科技日報が伝えた。
「海竜Ⅲ」は中国大洋協会が組織し、上海交通大学水中工程研究所が開発した無人探査機だ。海竜Ⅲは3月24日と25日に、400メートル級・2000メートル級の海上試験を行った。また3月末にも4500メートル級海上試験を行う予定だったが、台風「ジェラワット」の影響で、作業予定海域の天候が荒れたため、「海竜Ⅲ」を搭載した科学観測船「大洋1号」はこれを迂回するかたちで、試験可能な作業海域を探していた。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年4月10日
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