上海は今月14日、今年の100歳以上の高齢者情報を公開した。9月30日の時点で、上海には100歳以上の高齢者が3418人いる。うち、夫婦が4組となっている。最高齢は女性が114歳の徐素珍さん、男性が111歳の陶瑞生さんだった。中国新聞網が報じた。
高齢者3418人のうち、男性が25.04%、女性が74.96%。
上海は中国で最も早く1979年に高齢化社会に突入し、高齢化が最も進んだ都市となっている。2020年末の時点で、上海の戸籍を持つ人のうち、60歳以上の高齢者人口が533万5000人に達し、全体の36.1%を占めている。
上海市民政局は2008年から、14年連続で100歳以上の高齢者情報を公開している。
全国国勢調査などの関連の統計によると、上海の100歳以上の高齢者人口は、1953年は1人だけだったものの、2004年には500人を突破。その後、2011年に1000人、2014年に1500人、2017年に2000人、2018年に2500人、2020年に3000人を突破した。そして、今年、その数は3418人に達した。また1人だった1953年から1000人を超えるまでにかかった時間は58年だったものの、1000人から2000人は6年、2000人から3000人はわずか3年と、そのペースが急速に加速している。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年10月15日