15日午前9時30分、北京証券取引所が北京金融街で取引を開始した。
同取引所が発足を発表してから取引を開始するまで、わずか74日間だった。ハイテク企業向けの株式市場「科創板」が発足後1ヶ月以上たってから取引が開始されたのと異なり、同取引所は発足と取引開始がともに15日午前に完了した。
同日午前には、81社の取引がスタートし、同取引所の上場企業第1弾となった。この81銘柄の動きが市場の注目を集め、同取引所は幸先の良いスタートを切り、取引量は95億7300万元(1元は約17.9円、約1715億円)に達した。
同取引所によると、取引に参加できる投資家は計400万人(機関)を超える見込みという。個人投資家の参加の基準は、取引資格を得るまでの20日間(取引日ベース)の証券口座・資金口座の資産額が1日当たり平均50万元を下回らないことと、株式の取引履歴が24ヶ月以上あることだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年11月16日