北京証券取引所の設立は何のため?

人民網日本語版 2021年09月03日16:26

中国証券監督管理委員会が2日に明らかにしたところによると、同委員会の責任者はこのほど中国のベンチャー向け株式市場「新三板」の改革深化について、記者からの質問に答えた。人民網が伝えた。

「新三板」改革を深化させ、北京証券取引所を設立することは、国のイノベーションが発展を駆動する戦略を実施し、発展の新たな動力源を持続的に育成するための重要措置であり、金融の供給側構造改革を深化させ、多層的な資本市場体制を整備するための重要な内容でもあり、資本市場の機能・役割をよりよく発揮し、科学技術と資本との融合を促進し、中小企業のイノベーション・発展を支援する上で重要な意義をもつものだ。

同委員会は、「中小企業は経済成長を推進し、科学技術イノベーションを促進し、雇用を増やすなどの面で重要な役割を担う。当委員会は安定の中で前進する方針を堅持し、市場化と法治化の方向性を堅持し、多層的な資本市場の発展構造に向けた配置を統一的に計画・協調して進め、資本市場が中小企業のイノベーション・発展にサービスを提供するためのチェーン全体に及ぶ制度体制を推進・整備し、中国の国情に合致し、専門的、精度が高い、特徴がある、新しい中小企業に効果的にサービスを提供する資本市場の専門化発展プラットフォームの構築に力を入れ、規範的、透明性がある、開放的、活力がある、強靱さがある資本市場の建設に努力して、実体経済の質の高い発展によりよくサービスを提供していく」とした。(編集KS)

「人民網日本語版」2021年9月3日

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