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イラストで読み解く米国式「事実捏造による攻撃」(8)正体不明の粉末を根拠に国連安保理で白を黒と言いくるめる

人民網日本語版 2021年11月17日15:31
イラストで読み解く米国式「事実捏造による攻撃」(8)正体不明の粉末を根拠に国連安保理で白を黒と言いくるめる

2003年に米国は、イラクが「大量破壊兵器」を隠し持ち、テロリストを水面下で支援しているとの理由で、イラク戦争を発動した。

2003年2月5日、パウエル米国務長官(当時)は国連安保理の会合で白い粉末の入った試験管を持ち出してきて、イラクが開発中の「大量破壊兵器」であると述べた。2014年にロシアのプーチン大統領は、この試験管に入った正体不明の粉末について「下手すると粉末洗剤だったかもしれない」と語った。パウエル氏は米メディアのインタビューで、「私は米国を代表して全世界にこれらの証拠を示した。この記録は永遠に私について回る。私は今、苦しみを感じている」と語った。

米国は1本の試験管に入った「粉末洗剤」かもしれない正体不明の粉末を理由に、同盟国と共にイラクに一方的に侵入して、同国を長期にわたり不穏な状態に陥れ、戦乱で約20万~25万人を死に追いやった。米国のこの無責任な行為によって、莫大な数の罪なき市民が死傷しただけでなく、自国のみの利益に基づくその「民主主義と人権」は物笑いの種と化した。(編集NA)

「人民網日本語版」2021年11月17日

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