外交部(外務省)の趙立堅報道官は19日に行われた定例記者会見で、「中国はASEAN各国とともに、双方の関係の質向上・高度化を推進し、より緊密な中国-ASEAN運命共同体を構築することを期待している」と述べた。
【記者】中国は習近平国家主席が中国・ASEAN対話関係構築30周年記念サミットに出席して議長を務めると発表した。中国がこのサミットに何を期待しているか説明してほしい。
【趙報道官】ASEANは中国の近隣であり重要な協力パートナーだ。1991年に対話関係が構築されて以来、双方の関係は急速に発展し、お互いがお互いにとって最大規模の貿易パートナーになり、最も活力を備えた協力パートナーになり、最も中身の豊富な戦略的パートナーになった。対話関係構築30周年に当たり、双方は特別に今回の記念サミットを開催することを決定して、相互の関係を非常に重視していることを改めて体現した。
習近平国家主席はASEAN各国の指導者とともに、中国-ASEAN関係の30年間の発展成果と経験を共同で総括し、未来の発展の青写真を描くだろう。中国はASEAN各国とともに、双方の関係の質向上・高度化を推進し、より緊密な中国-ASEAN運命共同体を構築し、地域の平和・安定・繁栄を促進することを期待している。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年11月20日