中国初の量子計算世界開発者プラットフォームが正式にリリース

量子計算産業エンパワーメント大会2022が23日、安徽省合肥市で行われた。合肥市ビッグデータ資産運営有限公司と合肥本源量子計算科技有限責任公司が共同で構築した量子計算世界開発者プラットフォームが正式にリリースされた。中国新聞社が伝えた。

同プラットフォームは、中国初の「従来型―量子」協同の量子計算の開発・応用モデルプラットフォームで、その前身は量子計算イノベーション起業プラットフォーム。今回のアップグレード後、新たに英語バージョンが追加され、世界の量子計算愛好家と開発者に向け、全面的で豊富な量子計算サービスを提供する。

同プラットフォームには、量子計算教育、量子計算プログラミング、開発ツール、量子計算応用という4大モジュールが含まれる。合肥先進計算センター「巣湖明月」は同プラットフォームの量子仮想計算機サービスに力強い計算力のサポートを提供する。本源量子が独自に研究開発した超伝導量子コンピュータ「本源悟源」が実際の量子計算サービスを提供する。

同プラットフォームはオンラインとオフラインの2モードでサービスを提供。開発者はオンラインでプラットフォームに接続し、いつでも量子計算学習、プロジェクト開発、革新的応用が可能。合肥市ビッグデータ産業モデルパークは、オフラインで物理的な場とイノベーション・起業サービスプラットフォームを、量子計算分野のイノベーション・起業者に全面的なイノベーション・起業サービスを提供する。（編集YF）

「人民網日本語版」2022年1月24日