春晩が第1回リハーサル　円満・団らん・団結ムードあふれる番組に

中央広播電視総台の春晩（春節＜旧正月、今年は2月1日＞を祝う中国の国民的年越し番組）は21日、1回目のリハーサルを行った。今年の春晩は、メインテーマ「歓楽吉祥・喜気洋洋（喜びと幸運に包まれて）」に沿いながら、目新しさと魅力にあふれた芸術性の追求という路線を際立たせ、「思想+テクノロジー+芸術」を創作の理念として、視聴者が喜びを感じたり、笑ったり感動したりする中で、素晴らしい生活の喜びを心ゆくまで味わい、中華の子孫としての自信と気概を発揚する番組になる。

今年の春晩は悠久の歴史がある中国の優れた伝統文化の中から新たな創作のインスピレーションを得るとともに、緊張感に満ちた現実の生活の中から新たな創作のモチーフを獲得し、重厚な内容の基礎の上に新たな技術との有機的な融合をはかり、映画の手法による番組制作で大作映画のような質感を実現し、春晩が持つ旺盛なイノベーション（革新）の活力を示すものとなる。

説明によると、今年の春晩で特別に用意された全方位720度矩形画像モニタリングシステムは、会場にいる観客に没入式の体験を提供し、観客からは「すごく鮮やか」といった反応が返ってきた。細心に設計された春晩のステージはテレビスタジオのあらゆる場所に広がり、観客もパフォーマンス空間の一部と化して番組の有機的な構成要素となり、中国の旧正月らしい「円満、団らん、団結」のムードを濃厚に醸し出す。同総台は新型コロナウイルス感染症のさまざまな予防措置を厳格に実施し、出演者と会場にいる観客の安全を確保する。続く数日間に、さらに何度かのリハーサルが行われる予定という。（編集KS）

「人民網日本語版」2022年1月22日