
中国科学院合肥物質科学研究院によると、南太平洋の島国・トンガで猛烈な噴火が数回にわたり発生した後、同研究院の安徽光学精密機械研究所が研究・製造しハイスペクトル観測衛星に搭載された環境モニタリング装置(EMI)が、1日で全世界をカバーできる優位性を活用し、真っ先に被災地の二酸化硫黄の分布に関する衛星観測資料を取得した。EMIはまた中国の軌道上での空間分解能が最も高い環境モニタリング装置でもある。科技日報が伝えた。
トンガの火山が噴火した後、大量の二酸化硫黄が大気中に入り、将来の気候変動に関する注目を集めた。二酸化硫黄は火山噴火後に気温に影響を及ぼす最も重要な要素の一つで、その他の成分の反応により硫酸や成層圏エアロゲルなどを形成し、酸性雨と世界的な気温低下を引き起こす可能性がある。
ハイスペクトル観測衛星のEMIは、今回の火山噴火における二酸化硫黄の分布及び移動の全過程を観測した。観測データによると、14日の1回目の火山噴火では、二酸化硫黄が噴火地点の上空に集中した。16日には、火山噴火による広範囲で高濃度の二酸化硫黄が上層の気流に乗り西に広がったことが観測された。17日には二酸化硫黄が豪州の上空に移動し、拡散範囲がさらに広がり、豪州本土に影響を及ぼし始めた。19日現在の観測によると、二酸化硫黄は豪州北西部の上空まで広がっており、西への移動を続けている。安徽光学精密機械研究所の科学研究チームは今後、二酸化硫黄のさらなる動きを持続的にモニタリングし、その世界の気候変動への影響を評価する。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年1月25日
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