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中国、「天津大学1号」衛星の打ち上げに成功

人民網日本語版 2021年12月08日10:38

中国は7日午前12時12分に酒泉衛星発射センターで「谷神星1号」キャリアロケットを使い、「天津大学1号」衛星を打ち上げた。衛星は順調に予定の軌道に乗り、打ち上げ任務が無事成功した。科技日報が伝えた。

同衛星は長光衛星技術有限公司と天津雲遥宇航科技有限公司が共同で開発した新型気象観測衛星で、「吉林1号」シリーズ衛星の開発の基礎を十分に継承し、CubeSat(キューブサット)の設計理念を革新的に融合している。開発期間が短く、技術集積度が高く、軽量・コンパクト及び低コストといった特徴を持つ。同型式の1基目の技術実証衛星として、同衛星は予定されている軌道上の業務を遂行するほか、衛星プラットフォームとペイロード設計の合理性及び信頼性を軌道上で検証し、今後の業務衛星の量産化に向け技術的基礎を固める。

同衛星は雲遥衛星ネットワーク構築の重要な構成部分だ。その打ち上げ成功は「雲遥衛星ネットワーク」計画が正式に全面的に始動したことを示している。2023年末には雲遥宇航が気象衛星ネットワーク全体の構築を完了する見通し。雲遥衛星ネットワークは呼応速度が速く、データの精度が高く、カバー範囲が広いという特徴により、「一帯一路」(the Belt and Road)沿線国にタイムラグが20分以内の地震速報と気象予報を提供し、一帯一路宇宙情報回廊の建設をさらに後押しする。(編集YF)

「人民網日本語版」2021年12月8日

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