陝西省西安市で新型コロナウイルス感染症中リスク地域に指定されていた2街道(エリア)が今月24日、低リスク地域に引き下げられ、同市の中・ハイリスク地域は「ゼロ」となった。これにより西安市全域が低リスク地域となり、商業や交通なども次第に正常さを取り戻しつつある。新華網が報じた。
同市の市民たちは、安心して、また肉夾饃(中国風ハンバーガー)などを買うために列を作り、久しぶりに「西安の味」のおいしさを噛みしめている。
市全域が低リスク地域となったのを受け、24日から春節(旧正月、2022年は2月1日)に合わせて帰省する人が激増している。西安鉄路局の旅客列車の運行は現時点で93%回復しており、利用者数は「春運(旧正月前後の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)」スタート時と比べて70%以上増加している。
夜になると、美しい夜景が広がり、市民たちが待ち望んでいた活気が再び戻り始めた。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年1月27日