北京冬季五輪が開会する3日前の2月1日に、中国は春節(旧正月)を迎える。これを受けて五輪エンブレムとコラボさせた巨大な中国結びがこのほど、北京市の天安門広場に登場し、新たな景観となっている。また、長安街の春節に合わせた景観づくりも始まっており、大きな赤いランタンが飾られ、お祝いムードを高めている。北京日報が報じた。
例年なら長安街の赤いランタンや中国結びには、春節の1週間前に当たる「小年」の夜からライトアップが始まるものの、今年は、やや早めの1月20日から点灯される。赤いランタンや中国結び、イルミネーションなどはいずれも昨年使用されたものを再利用し、電気は全て節電効果の高いLEDを採用しており、環境にやさしく、耐用年数も長くなっている。
冬季五輪や春節、民俗の要素を用いた冬季五輪に合わせた都市景観づくりは、1月20日までに完成する計画だ。現時点で、北京ゾーンの150ヶ所以上の景観づくりが完了しており、延慶ゾーンの2ヶ所の代表的な景観づくりも完成している。
北土城のオリンピックマスコットが飾られた景観
大屯路のオリンピックマスコットが飾られた景観
春節を約2週間後に控え、玉淵潭公園にも赤いランタンなどが飾られている。広がる青空をバックに、たくさん飾られているランタンが、お祝いムードを高めている。
(撮影・趙雲光)
また国貿商業圏にはかわいいトラのオブジェなどが飾られている。あなたのお気に入りの飾りはどれだろうか? (編集KN)
「人民網日本語版」2022年1月14日