中国で「一番寒い」場所である黒竜江省大興安嶺地区呼中区の林業局が管轄する呼源林場には、氷点下45度の極寒になっても凍結せずに、水が流れ続ける川がある。こうした川では、水面で生じた気嵐が木に付着し凍結して樹氷となり、ファンタジックな景色が広がっている。また、水面上に出ている石には、雪が積もってフカフカの綿の山のようになり、まるで水面に生えたマッシュルームのようにも、蒸しあがったばかりの肉まんのようにも見える。黒竜江日報が報じた。
冬の厳寒期でも凍らないことから「不凍河」と呼ばれているこの川は呼源林場1号線23キロ地点にあり、呼瑪河の支流の一部だ。厳寒期でも凍らないのは、このあたりには地熱資源が集中しているためで、地下の熱により、氷点下45度になっても川の水は凍ることなく流れ続けている。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年1月19日