江蘇省杭州市はこのほど、ドローンを利用したPCR検体輸送ラインを3本開設した。余杭区倉前街道(エリア)では、複数のドローンが、倉前街道(エリア)の社区(コミュニティ)衛生サービスセンターと華正科技園を往復し、1日約10万人分のPCR検体を空輸している。中国新聞網が伝えた。
これらのドローンは、高度約90メートルの上空を直行で往復し、全行程で自律飛行が可能で、障害物回避システムを備え、片道の飛行時間はわずか6分と、従来の地上輸送より所要時間が約3分の1まで短縮された。PCR検査が常態化され、頻繁にスピ―ディなPCR検査を受けたいという市民のニーズを満たすと同時に、配送員の交差感染リスクも低減している。(編集KM)
「人民網日本語版」2022年5月26日