財政部(省)が22日に明らかにしたところによると、中央政府は一般公共予算からこのほど100億元(1元は約19.1円)の資金を拠出し、穀物を実際に栽培する農家に農業生産資材一時補助金を支給し、夏の収穫シーズンおよび秋の種まきシーズンを支援し、農業生産資材の価格上昇がもたらす穀物生産のコスト増大の影響を緩和し、農家の穀物栽培への積極性をさらに喚起するという。新華社が伝えた。
農家の穀物栽培への積極性をサポートするため、中央政府予算は以前にも穀物を実際に栽培する農家を対象に一時補助金として200億元を支給した。中央政府予算は補助金政策をさらに充実させ、補助金支給の対象とは農業生産資材価格上昇のコストを実際に負担し穀物を実際に生産する者であることを明確にした。補助金支給の基準は各地域が実際の状況に合わせて総合的に決定することとし、原則として同一県域内の基準は統一しなければならない。
同部は各地に対し、近代化された情報技術(IT)手段を十分に活用し、これまでの関連する補助金支給の基礎データを利用して、引き続き「1カード(口座)式」(個人の預金口座に補助金を直接振り込む方法)などを採用して、補助金を速やかに全額支給するよう要求している。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年5月23日