
どんな時でも、金を買っておいたほうがよさそうだ。厄年に金を買って厄払いをし、給料が出たら金を買って自分へのご褒美にし、重要な日にも金を買って記念にする……金ブームは今やより若い層に浸透しつつある。中国新聞網が伝えた。
6月18日の年に一度のショッピングイベント「618」が近づき、金を買うのが好きな女性たちがSNSプラットフォームで活発な動きを見せ、買い方のレッスンや攻略法の情報をやりとりし、「(世界中の金を買い占めた)『中国のおばさん』の後継者登場」と冗談を飛ばして笑い合っている。
ショッピングイベントでの「一定額を買うと割引き」や業者が次から次へと繰り出すマーケティング手法にネットユーザーが辟易してツッコみを入れている間に、金を買う女性たちは流れに逆らって金をせっせと購入し、ショッピングイベントが来るたびに目立つようになっている。
「95後(1995年から1999年生まれ)」の林瑩さんはこの現象について、「金の価格は元々毎日変化するもので、しかも相対的に透明性が高い。他の商品がイベント前になると突然値上げされたりするのと違って、金は相対的に言って安心して買うことができる」と説明する。
しかし熱を帯びるショッピングイベントに先立って、金市場にも大きな波瀾が見られた。
中国黄金協会がまとめた最新の統計データによれば、2022年第1四半期(1-3月)には、全国の金の実質消費量が前年同期比9.69%減の260.26トンになった。
同協会は消費低迷の原因について、「消費ニーズの顕在化と、春節(旧正月、今年は2月1日)、元宵節(旧暦1月15日、今年は2月15日)、バレンタインデーといったショッピングの繁忙期が重なり、1-2月には金アクセサリーの消費量が増加傾向を保った。しかし3月になると、金価格の上昇、国内の一部の地域での新型コロナウイルス感染症の再発にともなって、金アクセサリー消費が大きな打撃を受け、こうして第1四半期全体では消費が低迷することになった」と説明した。
ワールドゴールドカウンシル(WGC)中華圏の王立新最高経営責任者(CEO)は、「感染症が効果的に抑制されるにつれ、これまで長らく抑えられていた金アクセサリーニーズが短期間で一気に顕在化する可能性がある。またインフレ圧力と(他の運用手段の)低収益の予想が金の投資ニーズを下支えする役割を果たす可能性もある」との見方を示した。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年6月7日
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