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山西省で春秋時代後期の女性貴族の墓発見 お腹には8ヶ月の胎児も

人民網日本語版 2022年06月08日16:14
山西省で春秋時代後期の女性貴族の墓発見 お腹には8ヶ月の胎児も
上から見た古墳内部(画像提供・山西省考古研究院)

山西省考古研究院が7日、考古学上の新発見を発表。それによると、現地の考古学者が、同省襄汾県陶寺北古墳に埋葬されている春秋時代(紀元前770‐紀元前221年)後期の女性貴族を発見した。女性は妊娠しており、考古学者は、当時の大夫(領地を持った貴族)の妻ではないかとみている。中国新聞網が報じた。

古墳は山西省臨汾市襄汾県陶寺村の北部に位置し、盗掘がきっかけで発見された。今回発見された古墳の入り口の長さは6.5メートル、幅は5.4メートル、深さは9.8メートル。木製の葬具も発見されたが既に腐っていたという。被葬者は30代の女性で、腹部には胎児の頭蓋骨があり、胎齢は8ヶ月と推定されている。墓からは各種器物134点(セット)も出土した。うち、最も多いのは銅製品で、他にも鉛や玉、骨、陶土などで作られた器物があった。(編集KN)

「人民網日本語版」2022年6月8日

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