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安徽省合肥市にある合成ダイヤモンドの「畑」を訪ねて

人民網日本語版 2022年06月22日15:15
安徽省合肥市にある合成ダイヤモンドの「畑」を訪ねて
4カラットの合成ダイヤモンド(撮影・韓蘇原)。

安徽省合肥市にある合成ダイヤモンドの「畑」である生産実験室を6月21日に訪問し、その生産過程を取材した。中国新聞網が報じた。

人工的に作られたダイヤモンドは研究所製造ダイヤモンドとも呼ばれている。その合成方法は、天然、または人工のダイヤモンドの種結晶を、高温、低圧のマイクロ波プラズマジェネレーターの中に入れて、高純度のメタンガスや水素などの原料ガスを供給し、炭素イオンを発生させると、これらのプラズマがほこりのように、結晶となって種結晶の上に、少しずつ堆積し、種結晶が少しずつ大きくなっていく。こうしてダイヤモンドの「種」を十分に育成したのち、カットや研磨といった加工を行い、合成ダイヤモンドが出来上がっていく。その化学的、物理的特徴は、天然のダイヤモンドと同じであるため、「本物のダイヤモンド」ということもできる。約1カラットのダイヤモンドを合成するのに必要な時間はわずか半月ほどだ。この技術は、中国でもトップレベルを誇り、製品は中国各地で販売されているだけでなく、欧米諸国にも輸出されている。(編集KN)

「人民網日本語版」2022年6月22日

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