四川省楽山市に住む欧鴻涛さんがこのほどレストランで食事をしていた際、中庭に風変わりなでこぼこが複数あることに偶然気付いたという。仕事柄、欧さんは普段から古生物に関する書籍やニュースに関心を抱いていたこともあり、細かく観察した結果、恐竜の足跡である可能性が高いのではないかと考えた。そして同日夜、欧さんは北京市の中国地質大学の邢立達准教授に微博(ウェイボー)を通じて連絡。研究の結果、この足跡は、白亜紀初期の「夾関」地層に生息していた雷竜の足跡であることが判明し、二筋になった十数個の足跡が確認された。(編集KM)