今から約1億年前になる白亜紀後期初めの恐竜1頭が残した9つの足跡という極めて珍しい恐竜の足跡化石が見つかった。研究者がこの化石から、これがもしドロマエオサウルスならば、推定身長は51.8センチメートルで、走行速度は時速6.1キロメートルに達すると推測している。一方、この恐竜がトロオドンならば、推定身長は65.6センチメートルで、その走行速度は時速4.6キロメートルになるという。いずれにせよ、この恐竜が足跡を残した際は、周辺をそぞろ歩きしていた様で、エサを捕まえたり、逃げたりしていたわけではないという結論が導き出されている。新華網が伝えた。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年5月7日