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新疆3本目の高速道路が開通 野生動物の通路を特別に設置

人民網日本語版 2022年08月31日14:08

新疆若羌県の山間部を走る依若高速道路(8月6日撮影、画像提供は中国交通建設集団)

依若(依吞布拉克―若羌)高速道路が8月30日に完成し、開通した。新疆維吾爾(ウイグル)自治区と他地域を結ぶ高速道路はこれが3本目となる。新華社が伝えた。

依若高速道路は国家高速道路放射線北京―西蔵(チベット)高速道路(G6)連絡線西寧―和田(ホータン)高速道路の重要な構成部分で、設計速度は120 km/h。南は新疆と青海省の境界に位置する依吞布拉克鎮から始まり、若羌県まで延び、既存のG218道路とつながる。

新疆若羌県の山間部を走る依若高速道路(8月6日撮影、画像提供は中国交通建設集団)

依若高速道路が阿爾金山国家級自然保護区を通過することを考慮し、工事設計では従来の路盤の代わりに橋とトンネルが多く採用された。中交新疆交通投資発展有限公司プロジェクト部の宋立岩部長は、「我々はさらに保護区で野生のヤクやラクダなどの動物に道を譲るための大型の橋や通路などを特別に設置した」と説明した。

依若高速道路は開通後、G7とG30に続き新疆を出入りする3本目の高速道路になった。これにより、新疆の高速道路の総延長は7500キロメートルを超えた。(編集YF)

「人民網日本語版」2022年8月31日

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