外交部「中国と東南アジア諸国の『一帯一路』協力は世界経済の回復にプラス」

人民網日本語版 2022年09月07日13:36
外交部「中国と東南アジア諸国の『一帯一路』協力は世界経済の回復にプラス」

中国外交部(外務省)の6日の定例記者会見で、毛寧報道官が中国と東南アジア諸国の「一帯一路」協力に関する質問に答えた。

【記者】ジャカルタ―バンドン高速鉄道のために中国が設計・製造した高速車両と総合試験列車の第1陣が、このほどインドネシアに到着した。中国税関の統計によると、中国ーラオス鉄道の国際貨物輸送は開通から9ヶ月で総額100億元(1元は約20.2円)を突破した。「こうした協力は、中国と東南アジア諸国の『一帯一路』(the Belt and Road)共同建設協力が地域の発展及び世界経済の回復にプラスのエネルギーを与えることをはっきりと示している」との声がある。これについて、中国側としてコメントは。

【毛報道官】ジャカルターバンドン高速鉄道は、中国とインドネシアの「一帯一路」共同建設協力の旗艦プロジェクトだ。完成すれば、インドネシアだけでなく東南アジアでも初の高速鉄道となり、インドネシアの相互接続水準を大幅に高め、現地の経済・社会発展にとって大きな原動力となる。高速車両と総合試験列車のインドネシア到着は、ジャカルターバンドン高速鉄道の営業運行に向けた準備が重要な一歩を踏み出したことを意味する。

中国ーラオス鉄道は開通から9ヶ月で、累計で旅客延べ671万人、貨物717万トンを輸送し、このうち国際輸送貨物は128万トンで、総額100億元を突破した。このゴールデンルートはその役割をはっきりと示し続け、日増しに地域の相互接続の加速器及び経済協力の新たなエンジンとなり、地域諸国から広く歓迎されている。

ジャカルターバンドン高速鉄道と中国ーラオス鉄道はまさに、「一帯一路」イニシアティブの提唱から9年間、中国と東南アジア諸国が一緒になって、「共に話し合い、共に建設し、共に分かち合う」原則を堅持し、互恵・ウィンウィンの協力を深めてきたことを生き生きと示す縮図だ。中国と東南アジア諸国の「一帯一路」共同建設協力は、地域の発展と世界経済の回復にプラスのエネルギーを与えていく。(編集NA)

「人民網日本語版」2022年9月7日

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