米国が日本などに対中半導体輸出規制の実施を要求　外交部がコメント

外交部（外務省）の2日の定例記者会見で、米国が日本などに対中半導体輸出規制の実施を要求したことに関する質問に趙立堅報道官が答えた。

【記者】報道によると、米国政府は日本などの国々に対して、半導体の対中輸出規制の実施を求めた。日本政府関係者によると、米側の提案を受けて、どの規制措置で足並みをそろえられるか日本政府内で調整を行っているという。これについて、中国側としてコメントは。

【趙報道官】しばらく前から、米側は輸出規制措置を再三濫用し、中国企業に対して悪意ある封鎖と抑圧を行い、中国に対する経済的封じ込めに参加するよう同盟国を威圧し、世界の産業チェーンとサプライチェーンの安定性を極めて大きく損ない、自由貿易のルールへの重大な違反を犯し、各国の経済発展、国民の生活と幸福を深刻に害してきた。

我々は引き続き国際社会と共に、米側の経済的威圧と覇権行為に反対し、世界経済の体制・ルール・基礎の安定性を共同で維持していく。我々はまた、関係国が自国の長期的利益と国際社会の根本的利益の観点に立ち、自主独立的に正しい判断をすることを希望する。（編集NA）

「人民網日本語版」2022年11月3日