【イラストで読み解く】銃規制進まず銃暴力が多発した2022年の米国

イラスト作成・馬宏亮（イラストの著作権は人民網が保有。無断転載禁止）

2022年の米国政府の「成績表」は、決して良かったとは言えないだろう。この1年で、米国の銃による暴力はますます深刻化し、銃規制は依然として進まず、悪循環に陥っている。

米国内の銃撃事件を追跡する非営利団体「Gun Violence Archive」のウェブサイトによると、2022年通年で、米国では4万4271人が銃による暴力で死亡した。2022年、米国ではテキサス州小学校銃撃事件、米国「独立記念日」パレードでの銃撃事件、コロラド州ナイトクラブ銃撃事件など、多数の死傷者を出す銃撃事件がたびたび発生した。銃による暴力の暗い影は米国を覆っており、同様の悲劇が様々な場所で繰り返されている。

「World Population Review」のウェブサイトによると、米国は世界で一般市民の銃所有率が最も高い国で、一般市民100人当たりの所有する銃は120.5丁にものぼる。米国の深刻な政治的断裂によって、銃規制問題は一向に進まず、銃問題は米国社会にとって「不治の病」のような存在となっている。（編集AK）

「人民網日本語版」2023年1月29日