【イラストで読み解く高止まりの米インフレ率】ブラックフライデーの爆買いは過去のものに

イラスト作成・譚希光（イラストの著作権は人民網が保有。無断転載禁止）

米国の人々は11月25日に今年の「ブラックフライデー」を迎え、1ヶ月余り続くホリデーショッピングシーズンに入った。しかし、これまでの年末商戦と異なり、今年の米国の消費者は財布の紐を締め、より慎重に買い物をするようだ。

インフレ率の高止まり、金利上昇、重い負債といった要因によって、米国の消費者マインドは低下している。ムーディーズ・アナリティックスが発表したデータによると、米国の家庭の同類商品・サービスにおける10月の支出は前年同月比で433ドル（1ドルは約136.1円）増えたが、物価変動の影響を差し引いた実質賃金は今年1〜10月で2.8％減少した。ミシガン大学が先日発表したデータによると、11月の米国の消費者信頼感指数は前月比で5.2％低下し、前年同月比では15.7％低下した。

インフレの暗雲に覆われる中、「見るだけで買わない」消費者がますます増えている。（編集NA）

「人民網日本語版」2022年12月9日