アデン湾海域で護衛任務を遂行する中国海軍護衛艦隊(撮影・馬玉彬) |
アデン湾はアジア、アフリカ、ヨーロッパの3大陸を結ぶ海上の要衝であり、世界の海上輸送の生命線と呼ばれ、毎年何万隻もの各国の商船が通過する。しかし、この海域は世界で最も海賊の活動が活発な地域の1つでもある。「こちらは中国海軍護衛艦隊。助けが必要ならば、16チャンネルで連絡されたし」。2008年12月の護衛活動開始以来、中国語と英語によるこの呼びかけが絶えたことはない。長距離にわたり護衛が必要となるアデン湾海域で、各次の艦隊が護衛任務のバトンを受け継ぎ、職責を全うし、責任ある大国としての中国の姿を示してきた。
中国海軍護衛艦隊はこれまでに計1500回余り、延べ7100隻余りの船舶を無事に護衛してきた。その過半数を外国籍の船舶が占めており、重要な国際海路の安全維持に大きな貢献を果たしてきた。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年1月31日