「皮影戯(影絵芝居)」は、2006年に中国で第一陣となる国家級無形文化遺産に指定された。影絵芝居に対する子供たちの理解をさらに深めることを目的とし、天津市南開区にある少年宮(児童の課外活動用施設)の美術チームは、同区にある五馬路小学校で、「少年宮の先生と一緒に学ぶ」と題する影絵芝居を小学校で紹介する活動を実施した。人民網が報じた。
今回の活動は、優れた中国伝統文化を小学校に取り入れ、課外活動の内容をより充実したものにすることを目指している。少年宮の美術を担当する教員は、児童のために、影絵芝居用の枠や緞帳、照明の設営だけでなく、影絵芝居の歴史の紹介や影絵芝居「森のカーニバル」の上演を行った。また上演後、教員の指導のもと、児童たちは協力して、自分たちで影絵人形の制作や脚本づくり、演出、上演を行った。(編集KM)
「人民網日本語版」2023年2月27日