日本の和歌山県白浜町のテーマパーク「アドベンチャーワールド」で飼育されていたジャイアントパンダの「永明(エイメイ)」と双子の娘「桜浜(オウヒン)」と「桃浜(トウヒン)」が今月22日、ANA(全日空)の貨物チャーター機で中国に帰国。その後、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地に移送された。3頭は1ヶ月にわたり隔離検疫を受けた上で、一般公開される予定になっている。
1992年9月に生まれたオスの「永明」はすでに30歳となり、飼育下のオスで世界2番目の高齢だ。「永明」は1994年9月6日に「中日共同繁殖研究計画」に基づいて、中国から日本に渡り、これまでに16頭のパンダの父親となってきた。成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地と密接に連携するアドベンチャーワールドで飼育されるパンダの数は海外で最多となっている。
2014年12月2日に生まれたかわいい双子姉妹の「桜浜」と「桃浜」の父親は「永明」で、母親は「良浜(ラウヒン)」。「桜浜」と「桃浜」の名前にいずれも含まれている「浜」の字は生まれた街「白浜」から取られている。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年2月24日