上海仁済医院のCT検査情報入力画面を写した写真が最近、ネット上で大きな話題となっている。患者の氏名欄に入力されていたのは漢字の「熊」と「猫」。続けて読めば中国語でジャイアントパンダを意味する単語になる。中国には「熊」という苗字があるので、医師はてっきりそんな名前の人もいるのかと思ったそうだが、CT検査を受けに来たのはなんと本物のパンダだったというから驚きだ。
この「特殊な患者」は、上海野生動物園のアイドルであるパンダの「七七」。腸閉塞で緊急搬送されてきたという。動物園によると、「七七」の手術はすでに終了。現在も医学観察下にあり、専門家グループが今後の治療やケアの計画を立てている。
「七七」は小さい頃から活発で元気いっぱいの人気者。今回、病院に緊急搬送されたというニュースを聞いた多くのファンがその体調を心配しており、1日も早い回復を祈っている。
人民網日本語版」2023年3月9日