
20年の期限付きで中国から米国のメンフィス動物園に貸与されているジャイアントパンダ・丫丫(Yaya)の帰国がカウントダウンに入っている。返還期限である4月7日が近づいており、翌8日からは「丫丫」の飼育と世話を全て中国側が引き継ぐことになった。中国青年報が報じた。
「丫丫」の帰国後の受け入れ先となっている北京動物園ジャイアントパンダ館は最近、大混雑となっており、パンダを見るためには最低でも1時間以上並ばなければならないほどだ。「丫丫」は帰国後、まず上海で隔離検疫を受ける。関連規定では、通常30日間隔離されることになっている。その後、検疫をクリアした後、北京に移動することになる。

世界動物保護協会の科学者・孫全輝氏は、「『丫丫』は23歳で、飼育下のパンダの平均寿命からすると、すでに高齢だといえる。そのため消化吸収しやすく、栄養バランスのとれたエサを与える必要がある。また、その活動や体重、食欲など体調を反映する健康指標に細心の注意を払い、異常を早期に発見して、適切に処理する必要がある」としている。
また、「帰国後、『丫丫』は全く新しい生活環境に置かれることになる。米国で約20年生活している『丫丫』にとってはすぐには適応できないだろう。しばらくの間、できるだけ来園者との接触を避け、食べやすいエサを与え、快適な住居環境を用意し、新しい環境にできるだけ早く適応できるようサポートする必要がある」とした。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年4月4日
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