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今月29日からのメーデー5連休を目前に控え、中国の民泊施設の予約が目に見えて増加し始めている。上海市のある旅行プラットフォームの責任者によると、上海のメーデー5連休中の民泊施設の予約件数は前週比で約5倍、長江デルタの民泊施設の予約件数は同比約9倍となっている。
浙江省徳清県のある民泊施設の責任者・呂帥さんによると、3月中旬頃から、メーデー5連休中の予約が始まり、同月末には、ほぼ予約でいっぱいになったという。メーデー5連休中は、祝祭日料金となり、普段より400元(1元は約19.3円)高く、平均客単価は約1900元となっている。
上海、及び周辺の人気観光地付近の民泊施設を見てみると、メーデー5連休中の料金が全体的に上がっており、普段の6倍以上に高騰している民泊施設もある。観光客は主に北京や杭州、南京、蘇州、広州などの都市からの観光客となっている。
中国文化・観光部(省)データセンターによると、今年、中国の国内旅行者数は前年比約80%増の延べ45億5000万人、国内観光収入は前年同期比約95%増の約4兆元に達すると予測されている。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年4月10日