「体重が48キロだったため、大学から連絡がきた」というハッシュタグが付いた話題が最近、中国のネット上で検索トレンド入りした。一体何があったのだろうか?大学は学生の体重まで管理しているということだろうか?
実は、身長174センチで体重48キロの男子大学生が身体検査を受けた結果、ボディマス指数(BMI)が低めだったため、大学側が補習指導員を通して、経済的に困っているのではないかと確認したというのがその真相だった。
華中農業大学に通うこの男子大学生は、その心温まるエピソードをSNSに投稿。身体検査は同大学の経済支援センターが行ったものだったという。
同センターでは取材に対して、「大学は学期ごとに、学生を対象に身体検査を実施している。今年は初めてBMIデータを分析し、ターゲットをしぼった支援を行っている」と説明。
そして、「家庭が経済的に困っていることが原因で、栄養面できちんとした食事を摂れないために体重が軽いのではないかという点を確認し、もしそうであるなら、大学が相応の支援を提供している」とした。
「人民網日本語版」2023年4月19日