雄安体育中心(スポーツセンター)プロジェクトのスタジアム鉄骨揚重作業がこのほど無事完了した。これで、スタジアムの主体となる鉄骨構造の施工が終わり、今後の金属屋根やカーテンウォール、プレハブ式スタンドの建設に移る条件が整った。人民網が伝えた。
雄安新区スタートアップエリアの重要な11種類のランドマーク建築物の一つである雄安スポーツセンターは、同エリア北部の大学園エリアにあり、建築総面積は約18万平方メートル、2つのパビリオンと3つの単体建築物で構成されている。スタジアムには約3万席、体育館には約1万席、競泳施設には約2千席の観客席がそれぞれ設けられるほか、屋外運動場もある。今年末に竣工する予定で、国際・国内大会の開催条件をクリアしている。また、将来の雄安新区にとって重要なスポーツ複合施設となることで、北京の非首都機能移転や雄安新区の全体配置整備に寄与し、極めて重要な役割を果たすと期待されている。(編集KM)
「人民網日本語版」2023年6月2日