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リーズナブルな価格でザリガニを楽しめる調理済み食品が不動の人気

人民網日本語版 2023年05月26日11:25

写真著作権はCFP視覚中国が所有のため転載禁止

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5月になり、ザリガニのシーズンが到来したが、値段は安くなっていない。フードデリバリーサービスの「美団外売」のデータによれば、5月初めにザリガニが市場に出回るようになると、4日間で累計3770万匹を売り上げた。価格はややもすれば10数匹で150元前後(1元は約19.7円)もしており、レストランによっては、サイズ別に1匹単位で販売しており、1匹6-20元が相場となっている。

一方、レストランの価格に比べ、調理済み食品の場合は、その値段がずっと安くなっている。今年は美団買菜、叮咚買菜、盒馬鮮生、天猫(Tmall)などのアプリが調理済みザリガニを強く推しており、プラットフォームの中には700グラム入りパックをわずか25元のキャンペーン価格で販売するところもある。データを見ると、叮咚買菜は5月の第1週にザリガニ1200万匹以上を販売した。

大まかな計算では、2022年の中国ザリガニ産業の総生産高は4466億8000万元に達した。この数千億クラスの市場はかねてより調理済み食品メーカーのターゲットだった。広く人気があり、生産量が安定し、加工してもあまり味が落ちないなどの優位性により、ザリガニの調理済み食品は常に高い人気を誇ってきた。調理済み食品メーカーはレストランよりも充実した研究開発体制とサプライチェーンを備えている。今年は冷たいパッションフルーツ味、トムヤムクン味、スパイシーカレー味など複数の新しい味のザリガニが登場して、消費者の冷蔵庫の中はさながら「多彩な風味のザリガニレストラン」となっている。(編集KS)

「人民網日本語版」2023年5月26日

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