中国船舶集団傘下の上海外高橋造船有限公司のドックでは、中国初の国産大型クルーズ船「愛達・魔都(ADORA MAGIC CITY)」号に対する一連の試験が行われており、船内では内装工事が進められていた。中国新聞網が伝えた。
「愛達・魔都」号は、客室数2125室、最大旅客定員5246人。6月3日の時点で、客室1000室の内装工事が完了している。客室のほか、船内の乗組員用食堂や医療センターの内装工事も終わっており、今後行われる海上試運転中の乗組員の基本的な生活保障が可能となった。「愛達・魔都」号の内装工事は、全体の約85%が完成しており、8月末に船内すべての内装工事が完了する見通しという。(編集KM)
「人民網日本語版」2023年6月6日